2009.12.11 紙パルプ倶楽部午餐会で毎日新聞特別編集イ委員岸井成格氏による講演「鳩山政権誕生と世界・日本の行方」を拝聴。
目前トリプル・パンチ(デフレ・円高・株安)、三重苦(経済・普天間・鳩山献金疑惑)への民主党の無策、財源と工程表のないマニフェスト主義で日本は混迷が続いている。支持母体が労働組合(総評・連合・日教組)、郵政族郵便局の初めての政権。イギリス型を指向し、世襲なし・地域密着なしで公募候補者増大となる。民主党政権続けば社会民主主義へ突き進む。鳩山持論「駐留なき安保」を強硬しアメリカと戦えば、半年で内閣は倒れる可能性もあり。いずれにしても日本の未来は先行き混迷で、「未知との遭遇」である。