2011.12.18 切り絵作品#139(「高遠の春」、サイズ:340x510)。
「たかとほは山裾のまち古き町ゆきかう子らの美しきまち」(田山花袋)と詠われた高遠
(たかとお)は、信州伊那谷のかたすみにあり、今なお歴史の香りと素朴な味わいを残している。普段は静かなこの町も桜の季節になると押し寄せる花見客でにぎあう。1,500本余のコヒガンザクラが、アルプスの残雪との対比で素晴らしく「天下一の桜」と称される程だ。
そんな高遠の春を桜とアルプス連峰を題材にして幼年期を想い出しながらの切り絵。
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「マイ切り絵作品集」 作品#1~#100掲載