2012.4.26-27 東北3大サクラ(北上川沿い・角館・弘前城)の見物に出掛けた。例年より寒さのため開花が1週間ずれて、全くの空振りに終わった。つぼみ程度にはがっかり。仕方なく6分咲き程度の水沢公園(岩手県奥州市)・石割桜(盛岡市)へと。道すがら立ち寄った刺巻湿原ミズバショウ生息地(秋田県仙北市)は予定外であったが、見事に咲くミズバショウ群に感激。長野と新潟の県境沿い鬼無里村の山あいにある水芭蕉の群生地を訪れたことがある。20年前なので規模は覚えていないが、その折に匹敵するような印象だ。花見物はタイミングが難しい。真っ盛りの刺巻ミズバショウは拾い物だった。東北ではミズバショウを「牛の舌」に似ていることから「ベゴのスタ」と呼ぶそうだ。
盛岡地方裁判所前で咲くエドヒガンザクラは、花崗岩の割れ目から伸びて今でも少しづつ成長しているらしい。樹齢約360年、国指定天然記念物。たくましい生命力だ。