切手に見る紙のお話(42)「紙の歳時記 夏【1-1】紙ヒコーキ」

b0089323_21531418.jpg 「紙の歳時記 夏【1-1】紙ヒコーキ」
4月初めにNHK朝ドラ『あさが来た』の番組が終了した。主題歌「 365日の紙飛行機」(作詞:秋元 康/作曲:角野寿和・青葉紘季)が毎日「朝の歌」として茶の間に流れた。主人公による【びっくりポン】なる言葉が流行っているそうだ。
それは兎も角として紙飛行機に使用する紙として2016.2.23付日経新聞朝刊文化欄「紙ヒコーキ宇宙をかけろ」(戸田拓夫/折り紙ヒコーキ協会会長)に面白い記事が掲載された。同氏は2010年、屋内飛行滞空時間29.2秒のギネス世界記録を達成した記録保持者。「軽くて強い機体を求めて様々な紙を試し、最終的にサトウキビ原料のバガス紙にたどり着いた。」と書いている。バガス紙はサトウキビの搾りかすから作られたバガスパルプを配合した非木材紙である。記録を達成した時のバガス紙はA5版。
『紙ヒコーキは、正方形ないし矩形の紙を使うことが多い。紙を折って作るので、折り紙の一種でもある。普通は手で投げて飛ばす。滞空時間の長いへそ飛行機、まっすぐ遠くへ飛ぶやり飛行機や、翼のあるイカ飛行機、宙返りが得意なツバメ飛行機などがある。いずれのタイプでも、正確で強い中心線が左右のバランスを取り直進性を高めることにつながる(以降の折り方は左右対称で行われる)。多くの飛行機では、次に機首側を三角形にして折り込んでいく。これは重心を前寄りにするためである。一般に機首が上がれば揚力が大きく、下がれば小さくなるため、重心を空力中心のやや前方にすれば迎え角を自動的に調整する効果(風見安定)が期待できる。充分な面積を持つ、ゆがみのない翼をつくり、空中で水平に広がる角度に調整できていれば、途中どのような折り方をしても最終的には何とか飛ぶことが期待できる』(wikipedia「紙飛行機」)
紙飛行機関連施設として広島県福山市に「紙ヒコーキ博物館」、同県神石高原町の米見山山頂公園に「とよまつ紙ヒコーキ・タワー」がある。博物館では200種類を超えるという折り紙ヒコーキの数々が展示されている。タワーは高さ26mで、紙ヒコーキを飛ばすためにつくられた世界でも珍しい施設。地上15mの展望室から自分で折った紙飛行機を飛ばすことが出来る。約800種類の紙で作った色とりどりの紙飛行機が展示されている。紙ヒコーキ競技会は「日本紙飛行機協会」主催をはじめ毎年各所で愛好家が集い開催されている。
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参考資料
 wikipedia「紙飛行機」、web「紙ヒコーキ博物館」、web「とよまつ紙ヒコーキ・タワー」、web「日本紙飛行機協会」

*1999.Sept.30 Cyprus 「UPU.125th Anniversary」
*2013.8.7 小型印「日本国際切手展2001」

by god-door70 | 2016-04-02 09:27 | 切手に見る紙のお話(paper) | Comments(0)
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