2016.9.3~9.11 世界三大美術館のひとつ「エルミタージュ美術館」を訪れたくてのひとり旅。6時間の鑑賞に大満足。広さで迷いなら目当ての絵画にたどり着くこと度々。サンクト・ペテルブルク、スズダリ、ウラジミール、モスクワを観光しての9日間。80歳には少しきつかった。そろそろ大人しくしなければならないかな。歩けるうちはまだまだと勝手に思っているのだが。
今回のロシア旅行で訪れた寺院・宮殿・などの映像で少し紹介してみましょう。
まずは、サンクト・ペテルブルクの3日間。
「国立エルミタージュ美術館」元は「冬の宮殿」と呼ばれた皇室一家の宮殿。ロシアのロマノフ王朝の女帝エカテリーナ2世が、1775年に自分専用の隠れ家展示室を建てたのがこの美術館の起源。総収蔵品は約300万点。宮殿としてエカテリーナ2世をはじめとするロシア皇帝の住居であったエルミタージュ美術館の宮殿装飾が見事の一言につきる。ダ・ヴィンチの『ブノワの聖母』、ラファエロの『コネスタービレの聖母』、レンブラントの『ダナエ』、『フローラに扮したサスキア』などなどを満喫。レンブラントの最高傑作ともいわれる『放蕩息子の帰還』も展示されていた。新館にはピサロ、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ピカソ、マチスなどの近代印象派の名作ずらり。6時間の見学ではとても足りなかったが、満足の一日を過ごす。
「血の上の教会」アレクサンドラ3世が暗殺された地の上に建てられた教会
「聖イサク寺院」1958年建設の世界最大教会のひとつ
「ピョートル大帝の夏の宮殿」1723年完成。北方戦争で勝利の偉大さを誇示するために建設。(世界遺産)
「エカテリーナ宮殿」1724年エカテリーナ1世のために建てられた皇族の夏の宮殿。(世界遺産)