2017.7.5 「不染鉄」展を、東京ステーションギャラリーで鑑賞。当美術館は特異なコンセプトで、ユニークは美術展を開催し続けていていつも新しい興味と心を引き付けられる。「追悼特別展 高倉健」「パロディ、二重の声」「二萬五千頁の王国」などに続く「没後40年 幻の画家 不染鉄」企画展である。全く知らなかった明治後半期から昭和50年代まで画業を続けた謎に包まれた画家らしい。「不染の妙味は、見えないはずのものも見通す俯瞰と接近の相まった独特な視点にある」 と解説されていた。確かにそう思いながら富士山や漁村の作品に触れた。