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浅井忠展・浦上玉堂展

b0089323_22303922.jpg 2006.11.28 千葉県立美術館で、日本の画家の中でグレー村の風景を最も多く描いた画家・浅井忠の日本画、工芸品、水彩画30点余りが展示されているので出向いた。
 お好みの水彩・ペン・鉛筆の作品15点を観る。
 中でも、「グレーの塔」(上右)、「フォンテンブローの森」など渡欧中の作品を楽しんだ。
b0089323_22343045.jpg ついでに、千葉市美術館で「浦上玉堂展」を観る。水墨画(山水画)を中心に展示リストによると国宝1点、重要文化財12点、重要美術品4点を含め237点の大型展示。b0089323_2242209.jpg自由奔放に描く山水画を堪能できたが、あまりの多いのと同じ構図で繰り返し描いている作品が並んでいるのでお腹一杯という感じになった。
 国宝の「東雲篩雪図」(下右)は、川端康成が愛蔵していた作品で、現在は川端康成記念館所蔵とのこと。画伯の出身地である岡山県の県立美術館所蔵も若干あったが、殆どが個人蔵であるのも珍しい。川合玉堂に関しては、青梅に玉堂美術館もあり、公立美術館でしばしば見かけることあったが、浦上玉堂はこれまであまり出合うことがなかった。初めて知るという感じであった。
by god-door70 | 2006-11-28 22:49 | 美術・音楽(entertainment) | Comments(0)

切手に見る紙のお話 (19) 紙 衣・紙布 (3)

紙 衣・紙布 (3)
 近年は、国内外の長期旅行に「紙衣」ならぬ使い捨て「紙のパンテー」を女性たちが愛用しているという。また、幼児や高齢者にとって紙製の下着は貴重な存在となっている。
b0089323_10482425.jpgb0089323_10485987.jpg 「紙衣」といえば、「秀吉の陣羽織」が思い出される。東京方面から国道1号線で静岡市街を通り抜け7、8キロ車を走り「宇都ノ谷トンネル」手前を右に折れて旧東海道に入ると、今もお互いに屋号で呼び合うという小さな宿場・宇都谷集落がある。確か平成年代にはいった頃に近くを通ったので立ち寄ったことがある。各家の表札に屋号が、「車屋」、「魚屋」、「清水屋」などと掲げられていた。その街道に「お羽織屋」さん(石川家)がある。当家に、文化財として「紙製の羽織」、まさに「紙衣」が保存されていた。
 この屋敷を守る初老のご婦人から「掛川の合戦に勝利した帰途に秀吉が当家に休息。その時に、主人の歓待と機智に富んだ受け答えに秀吉が感激し、お礼としてこの家に残していった羽織です」との説明があり、「大切なものなので、防火のため寒い冬でも暖房を入れられないのですよ」と笑っておられた。秀吉が天正18年(1590)小田原攻略の時で、家康初め各大名も拝観した紙子の道服だという。
 街道を行き交う旅人が秀吉の出世にあやかろうとして羽織に手を触れたため痛みが激しく、裾の部分は修理してある。紙衣は、三椏を原料とした手漉きの分厚い紙、見るからに腰のあう紙である。鼠色になってしまった古い部分と紙であることが分かる修理した白い部分が際立って比較でき面白い。派手好みの秀吉が着用したと想像できたのは、色あせた茶色に近い胸の部分。そこには真っ赤に染められた紙が用いられていたに違いない。近年深紅の絹地で補修されたようだが、確認はしていない。
 「奥の細道」にある紙衣で寒さや露を防いだというくだりがなかなか想像できなかったが、秀吉が着用したという頑丈な羽織の実物を観て紙の強さがうなずけた。b0089323_10494180.jpgb0089323_1115570.jpg
 (図右)奥の細道シリーズ・華厳の滝と句の書      第1集の② (1987年)
 (図左)奥の細道シリーズ・小型シート第1集の② (1989年)
by god-door70 | 2006-11-28 11:02 | 切手に見る紙のお話(paper) | Comments(0)

切手収集(冬のグリーティング切手)

 2006.11.28 イラストレーター新井苑子さんデザイン切手を含む「冬のグリーテング切手」2種(10枚)が発行(11/24)されたので入手した。
 会社先輩のお嬢さんである新井さんデザインの切手は、上図)(80円左端「リース」、下図(50円)左から2番目「ベル」。いつも変わらず綺麗に花を描いている。
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by god-door70 | 2006-11-28 10:31 | Comments(0)

さわやかウォーキング「水と緑と公園ウォーク」

b0089323_1852231.jpgb0089323_18524387.jpg 2006.11.26 日野市教育委員会主催《さわやかウォーキング「水と緑と公園ウォーク」》に参加。
 スタート中央線日野駅からゴール豊田駅約
10km。日野八坂神社⇒多摩川沿い⇒水車掘公園⇒宝泉寺⇒日野中央公園⇒黒川清流公園⇒山王下公園。約100名参加。途中、日野市民会館で「小島善太郎展」が開催されていたので立ち寄ったりして3時間以上かかってしまった。
b0089323_18543854.jpg 紅葉の時期は過ぎていたたが、まだ少し残っている所もあり、公園も多く、桜の咲く頃はもっと楽しめるコースだろう。気温が低かったことと、前の晩飲み過ぎて腹の調子が悪く朝食抜きだったので、少々きつかったがゴールにはたどり着いた。
 「小島善太郎展」では、初期から晩年の20余点、特に日野市百草にアトリエを構えていたとかで、画伯と百草の自然とのかかわりを紹介している展示だった。下左:「多摩の秋雲」、下右:「百草梅林春の団らん」(共に日野市所蔵)
 画伯の身の回り品も展示されていたが、その中に珍しい顔写真付の「ルーブル美術館入館許可証」(パス)があった。パリ滞在中、ルーブル美術館に毎日のように通い模写や絵を観て回っていたのだろうことが想像される。これまで同種のものを見たことがなかったので目にとまった。
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by god-door70 | 2006-11-26 18:49 | ウォーキング(walking) | Comments(0)

映画「クリムト」

b0089323_22235315.jpgb0089323_22184376.jpg 2006.11.24 映画「クリムト」を観る。
 官能的なモチーフの「接吻」(左)「ダナエ」などの画家として知られるクリムトを映画化した作品。
 19世紀末ウイーンで時代より遥かに先の行ったために画壇で嫉妬、中傷の的となったクリムトの官能と情熱の世界を浮き上がらせていた。世紀末ウイーンとそこに生きた画家たちの一端を想像させる。パリで賞賛、ウイーンで罵倒とスキャンダル。
 マイ好感度:中マイナス。
by god-door70 | 2006-11-24 22:25 | 講演会・映画 | Comments(0)

佐藤忠良作ブロンズ像「緑」

b0089323_12361869.jpgb0089323_12364677.jpg   2006.11.21 平塚市美術館の正面玄関を右に出たら、何と佐藤忠良さんの「緑」(1989)なる女性像を発見する幸運を得た。これまで、阿佐ヶ谷区役所玄関、都庁広場で偶然見付けたが、駐車場にそのまま行っていたら駄目だったに違いない。ラッキーだった。
 平塚に来たついでに市役所で入手した観光地図で調べたら、国指定文化財建造物は平塚市には無いので、県指定文化財2棟である《妙覚寺・四脚門(桃山時代)(左)》と、《光明寺・観音堂(明応年間・1492-1501)(中央)》を、市指定文化財2棟の内1棟 《光明寺・観音堂仁王門(元禄11年・1698)(右)》 を見てまわってから帰途についた。
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by god-door70 | 2006-11-23 12:46 | 美術・音楽(entertainment) | Comments(0)

山本丘人展

b0089323_10482421.jpg 2006.11.21 15年程前に富士市のSさんに誘われて、富士裾野にある「美術館夢呂土・山本丘人記念館」に行ったことがある。丘人の身の回りをお世話していたと自己紹介のあったご婦人の案内で展示作品を見せていただいた。丘人の晩年の日常生活などの話を拝聴したことや作品「夏野花」、「絶境」など今でも印象に残っている。その後、東京近代美術館、箱根成川美術館、諏訪北沢美術館などで丘人の作品を努めて観てきた。
b0089323_10485499.jpg そんなこともあり、平塚市美術館開館15周年記念で丘人の作品90点余りを集めた「山本丘人展」が開かれていたので、少し遠かったが訪れた。
 青年期の作品から絶筆に至るまで成川美術館をはじめとして全国から集められたと思われる作品群を鑑賞できた。 好みの作品「狭霧野」(東京近代美術館蔵)(上)も。桔梗が描かれているのがうれしい。パンプレットにあるのは、「北濤」の部分(東京近代美術館蔵)。力強い作品で人をひきつける。
 遠くまでいった甲斐があった。

by god-door70 | 2006-11-23 11:22 | 美術・音楽(entertainment) | Comments(0)

赤坂ぶらりウォーキング(1)

b0089323_20441955.jpg 2006.11.19 「赤坂ぶらりウォーキング」に参加。中学・高校同窓Gr.のぶらり旅。
老若男女あわせて20人ほど。
 赤坂虎屋本店に集合し、「虎屋の歴史」を拝聴。室町時代後期に京都で創業420年。明治2年(1869)、明治天皇の東京遷都にお供して東京に店をもったとか 。
 つづいて、「虎屋文庫資料展示室」を見学。「和菓子アート」展が開かれていて、「和菓子は五感の芸術。おいしいだけでなく、その色かたちの美しさやおもしろさはアーチィストの想像の源になっている」という。
b0089323_20494476.jpg その中に、先週、袋田の滝に向かう途中で立ち寄った山方町の「西の内紙(国・茨城県無形文化財)」を使用した「菓子木型でかたどった《和菓紙(わがし)》」なる展示品があった。あまりの奇遇に驚いた。素材としての「西の内紙」数種も展示されていた。
 製作者である永田哲也氏は、「和紙で作品化する時に、絹のようにつややかで、しっとりして強靭な茨城県の《西の内紙》を使う」とメッセージで記していた。
 虎屋本店の見学を終わり、246道路をへだてた真向かいにある「豊川稲荷」に向けて、「赤坂ぶらりウォーキング」をスタートした。(つづく)
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by god-door70 | 2006-11-19 20:41 | ウォーキング(walking) | Comments(0)

赤坂ぶらりウォーキング(2)

 2006.11.19 豊川稲荷⇒赤坂見附⇒弁慶堀⇒清水谷公園⇒ニューオオタニホテル(昼食)⇒食違橋⇒迎賓館⇒学習院初等科⇒西念寺⇒田宮神社⇒四谷三丁目までのぶらり旅。昼食をとった頃から雨が降り始め、寒さも加わってしまったウォーキング。
b0089323_22492530.jpg 豊川稲荷には鳥居がない。伏見稲荷系には鳥居がある。芸能人、商売繁盛の神様らしく結構名の知れた芸能人の植樹木があった。大久保利通が暗殺された場所とか、岩倉具視が暴漢に襲われた堀など普段知らずに通っていたが、先輩の案内のお陰で初めて知ることが多かった。
 西念寺では、家康16将の一人、槍の半蔵と言われた服部半蔵の墓(下左)と信康供養塔(下右)を見学。信康自刃の折、家b0089323_22511582.jpgb0089323_22522790.jpg康の命により服部半蔵が介錯人となるも切れず役目を放棄したとか。
 雨がひどく途中で計画変更となり、計画にあった塙保己一の墓がある愛染院、長谷川平蔵の墓のある戒行寺、野口記念館などの見学を断念したので、機会があれば訪れたいものだ。(つづく)
by god-door70 | 2006-11-19 19:04 | ウォーキング(walking) | Comments(0)

赤坂ぶらりウォーキング(3/終)

 2006.11.19 赤坂ぶらりウォーキングの途中で、東京国際女子マラソンに出くわした。めずらしい絶好の機会だということで見物することとなった。自由気侭なぶらり旅のよいところだ。
 見物した地点はおそらく38-39キロ付近と思われるが、トップに来たのは土佐礼子で、沿道ではQちゃん(高橋尚子)を期待していたが、すでに尾崎朱美に抜かれていて3番目に通過した。素人目にもトップに通過した土佐さんのスピードと気迫が、Qちゃんより優っているように感じられた。いずれにしても冷たい雨風の下でのマラソンは過酷だ。
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by god-door70 | 2006-11-19 18:18 | ウォーキング(walking) | Comments(0)