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黒田記念館「黒田清輝の素描作品展」

 2007.2.22 上野・黒田記念館で「黒田清輝の素描作品展」を観る。
b0089323_16293936.jpg 国重要文化財である「湖畔」、「智・感・情」を観ることができた。加えて「花野」も。係官の話では「各地の美術館に出掛けていることが多く、この3点がそろって展示されるのはめずらしい」とのこと。運が良かったということになるのだろう。
 浅井忠が描いたフランス・グレー風景の水彩画が好みの一つであるが、黒田清輝は、日本人画家として初めてグレーを訪れ滞在したとかでグレー風景を描いた作品も展示されていた。
b0089323_1627513.jpg 1967年の切手趣味週間に発行された切手に、「湖畔」が描かれている。ほとんど原画と同じではあるが、少しだけ下の部分がカットされているように見える。定かではないけど。
 永年原画を観たいとと思っていたが、出合えて嬉しい一日であった。
by god-door70 | 2007-02-22 16:46 | 美術・音楽(entertainment) | Comments(0)

湯島天神の梅祭り

b0089323_15372456.jpg 2007.2.22 講演会で都心に出たので、湯島天神の梅祭りと黒田記念館に立ち寄った。
 7分咲き程度で、散り始めているのもあった。境内には猿回しなどもでていて賑わっていた。
 学問の神様が祀られているので境内いたるところに入学祈願の絵馬が結び付けられていた。
 昨年、ふるさと切手東京版「東京の四季の花コレクッション」(2006.10.2)の4枚組みに「湯島天神と梅」デザインの切手が組み込まれ発行された。
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by god-door70 | 2007-02-22 15:28 | 文化財・庭園(temple,park) | Comments(0)

映画(華麗なる恋の舞台で)

b0089323_10483773.jpg 2007.2.16 映画「華麗なる恋の舞台で」を観る。
 大人(大女優)の恋をカッコよく、軽やかに描いた映画。
 ちょっと意地悪な、ラストシーンがドラマチック(復讐/どんでん返し)が面白い。
 女性陣にとっては、途中イライラ、最後に胸がスウーっとするそうだ。
 マイ好感度:中マイナス
by god-door70 | 2007-02-16 10:47 | 美術・音楽(entertainment) | Comments(0)

バッハ「ロ短調ミサ」を聴く

b0089323_1091246.jpg 2007.2.15 サントリーホールで開催されたバッハ「ロ短調ミサ」を聴く。会社の先輩が所属する合唱団が出演したので出向いた。
 郡司博指揮生活40周年記念公演とのこと。同氏は、ベートーベン第9交響曲の合唱指導を手掛け、公演数は500回を超えるそうだ。
 合唱団は、総数約250人(うち男性約70人)で、なかなか壮観。ミサ曲を聴くのは初めて。歌詞が分からないのが残念。
 高尚なご趣味を学生時代から現在に至るまで持続されている先輩に敬意を表します。
by god-door70 | 2007-02-15 10:08 | 美術・音楽(entertainment) | Comments(0)

中島千波展

b0089323_1834572.jpg 2007.2.12 「中島千波版画展」(銀座教文館)と「中島千波と東京芸術大学デザイン科描画系作品展《ShinPA》」(佐藤美術館)を観る。
b0089323_18362677.jpg 千波の桜などの花を題材とした絵画、版画は私の好みの最上位に位置する分野の一つだ。
 ShinPA展は、千波が手掛けているデザイン系絵画分野の門下生による作品展。好みの範疇外ではあるが、面白い作品が散見された。
 佐藤美術館が千駄ヶ谷あったので、新宿御苑千駄ヶ谷門から入り、新宿門に抜けた。梅、カンザクラなどが少し咲いていた。冬の新宿御苑はわびしい。
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by god-door70 | 2007-02-12 18:11 | 美術・音楽(entertainment) | Comments(0)

ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展

b0089323_1747389.jpg 2007.2.9 ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展を太田記念美術館で観る。
近年ギメ東洋美術館に寄贈された葛飾北斎の「龍図」が、太田記念美術館所蔵の「虎図」と対幅であることがわかり、美術史上でもまれに見る大発見となり話題となっている美術展。少なくとも75年を超えて龍虎が再会、決め手は、表装唐紙が同じで、龍虎の目線が合い、口が「阿吽(あうん)」になっている構図などという。
 ギメ東洋美術館は、フランスのパリにあるフランス国立美術館で、1889年に実業家エミール・ギメ氏によって設立された、世界でも指折りの質を誇る東洋美術コレクションを有しているとのこと。
 来館者が多く、床過重の危険防止のために2階展示場への入場制限をしていた。普段は静かな美術館に思わぬ北斎異変をもたらしていた。
by god-door70 | 2007-02-09 17:43 | 美術・音楽(entertainment) | Comments(0)

長野県・奈良井宿に立ち寄る

b0089323_10525550.jpg 2007.2.4 所用で長野県塩尻に出向いた。
 塩尻駅から車で20分程度のところに奈良井宿があるので見物することにした。
 奈良井宿は木曾十一宿の中で最も賑わった宿場で、「奈良井千軒」といわれたとか。町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、往時の面影を残している。
 車社会で仕方ないことではあるが、数は少ないが、建物と建物の間に自家用車が駐車されていて現代生活と町並み保存の調和の難しさを感じる。
 今年は雪が少なく、ところどころに1月はいじめに降ったという残雪があったが、雪深い奈良井宿風景も見たいものだ。
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by god-door70 | 2007-02-04 20:31 | 文化財・庭園(temple,park) | Comments(0)

切手に見る紙のお話(24) 新宮さま「命名の儀」と「大高檀紙」(3/終)

新宮さま「命名の儀」と「大高檀紙」(3/終)

b0089323_1683340.jpg 手漉きによる紙の製法は、通常①叩解した楮を水に解かし、「黄蜀葵(とろろあおい)」の根を用いてネリを入れ、②1枚づつ丁寧に紙をすく ③すいた紙を、後ろの紙床に重ねる ④すき上げた紙床を圧搾 ⑤圧搾した紙を、一枚づつ板に貼り乾燥 ⑥製品選別、裁断という順序。殆ど古代製法(図7右)と変わらない。
 檀紙の場合は、圧搾した紙に少量水を含ませ、板の上に2.3枚重ねて張り付け、その紙を一枚づつ剥がす時に檀紙独特の「ちりめんしわ」が付く。
b0089323_1694131.jpg 手漉和紙の生産技術は、現代では伝統工芸的な色彩をおび、生産者も極めて少なくなっている。
 越前和紙(図8左)は4-5世紀に、美濃和紙(図9下)は7世紀にはすでに優れた紙としてすかれていたようだ。
b0089323_16101528.jpg 檀紙は、戦国時代には古文書として多く使われ、秀吉は特にこの紙に愛着をもって用いたと言われ、朱印状などが残っている。また、歴代将軍の朱印状・感状などにも「大高檀紙」が使われ、格式の高い紙と認められていたようだ。
 新宮「悠仁」さまの「命名の儀」に用いられた「大高檀紙」は、今後も宮内庁の慶弔用紙として、命名の儀に限らず、納采の儀・歌会始の儀などに使用続けられることだろう。囲碁、華道、茶道など伝統諸芸等の免状用紙など格式を重んじる諸行事にとっても貴重な紙として存在感を維持していくことだろう。

(図7) 古代の紙製造模様(中国・1962年)
(図8) 岐阜県美濃局・「美濃和紙」(初日印1972.11.10)
       《美濃和紙と紙漉き風景を描く》
(図9) 福井県今立局・「越前和紙」(初日印1981.10.23)
       《越前和紙手漉きの姿と重文・紙祖神の大滝神社を描く》
by god-door70 | 2007-02-02 16:17 | 切手に見る紙のお話(paper) | Comments(3)