2009.2.16 内外情勢調査会懇談会に出席し、姜尚中東京大学大学院教授による講演「悩む力について」を聴く。
教授の最近刊行した著作「悩む力」が爆発的に売れて100万部とかで、ご本人も出版社も予想外で驚いているようだ。混沌とした世界情勢と将来えの不安がもたらした現象かも。
夏目漱石とウェーバー(ドイツの経済学者)の思想をと対比させながら、自由と強制の緊張感関係の重要性を説き、現代の社会情勢に警告を発していた。日本のエリート層の弱体化を嘆く。この本でも読んでみるかな。
講演を終え帰宅したら、中川財務金融大臣のG7での醜態がTVで延々と放映されていた。この現実。いったいどうなってるのこの日本。