2011.7.8 彫刻家平櫛田中さんの代表作で最も有名な『鏡獅子』を国立劇場で観て、何時か他の平櫛作品を観ることが出来たらと思っていた。晩年過ごした居宅に隣越した「小平市平櫛田中彫刻美術館」があると知り出掛けた。高さ60cm位の「鏡獅子」も展示されていた。木彫に鮮明に彩色され、小型ではあったが何とも言えない雰囲気をもっていた。木喰上人仏像の微笑を想わせる平櫛作品「気楽坊」の数々のお顔を見ていると笑いだしたくなった。
玄関外に巨大なクスノキの幹(高さ4m、直径2m?)が置かれていた。100歳の時になお20年分彫るために取寄せた原木だとか。製作意欲に感嘆。居宅・アトリエも見学。熱中症予防報道がされている暑い一日を過ごした。