大阪・彦根旅行(1)

2013.2.14「久保修切り絵の世界展」を観賞目的で大阪に出向いたついでに、大阪市中央公会堂、日本銀行大阪支店建物、慶沢園庭園、四天王寺の本坊庭園を見学することにした。まずは地下鉄御堂筋線淀屋橋駅で降り大阪市役所を通り過ぎて「大阪市中央公会堂」へ向かった。中央公会堂は、株式仲買人「北浜の風雲児」と称えられた岩本栄之助が、大阪市に100万円(現在の貨幣価値でいえば数十億円という巨額)を寄付したその資金で1918(大正7)年11月に完成した。現在、国の重要文化財に指定(2002年12月)されている。大阪市役所の前にある日本銀行大阪支店は、1882(明治15)年12月18日設立、2回の移転を経て中之島の地に建設された。東京駅設計者でもある辰野金吾による建造物。本店は国の重要文化財に指定されている。
 再び地下鉄で天王寺駅まで行き天王寺公園内にある元住友財閥家の庭園「慶沢園庭園」を見学。当庭園は1908(明治41)年に小川冶兵衛が作庭した。明治期の富豪は、同庭師作の庭園を持つことがその証とされていたようだ。大きい池の回遊路を歩きながら住友家の当主は経営戦略を練ったのでは、と想像した。住友家の本邸は現在大阪市美術館となっていて、豪奢な洋館造りであった。池周りに兼六園と同型で小振りの石燈籠や船を連想させる舟石が景観を増している感じだ。
 四天王寺の本坊庭園は「極楽浄土の庭」と称され、解説によると「極楽浄土は、花・音楽で満たされている楽園で、一切の苦しみがなく楽しみのみある世界。阿弥陀如来のおられる荘厳な美と歓喜の世界で、極楽浄土を想定するのに最もふさわしい庭園」という。桜の季節、紅葉の季節に訪れ、その雰囲気に浸りたいものである。大阪市内見物を終え彦根に向かった。
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by god-door70 | 2013-02-14 17:53 | 文化財・庭園(temple,park) | Comments(1)
Commented by tomi at 2013-02-23 18:09 x
見事な庭園の絵に感動です。世界に誇れる日本造園技術の粋、素晴らしいカットで切り取っていますね。またまた脱帽です。
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