切手に見る紙のお話(38)「紙の歳時記(新年【3】) かるた」

紙の歳時記(新年【3】) かるたb0089323_10335552.jpg
b0089323_1028467.jpg かるた(歌留多)は、カードを使った主に正月に遊ぶ室内遊具のひとつである。語源はポルトガル語の カルタ(carta)である。カルタという言葉はラテン語、のパピルス・リーフ、紙である。ポルトガル語及びスペイン語で手紙(封書)や紙製の板のこと。歌留多は裏打ちの紙を表えかえして縁どりして作られる。中の台紙には板紙が使われる。
 デジタルゲーム時代となり「かるた」は、読み札にあわせた絵札をとってその枚数を競う競技を意味するようになっている。小倉百人一首の場合は読み札には短歌が書かれ、取り札には下の句が書かれている。
 平安時代の二枚貝の貝殻をあわせる遊び「貝覆い(貝合せ)」がある。これとヨーロッパ由来のカードゲームが融合し、b0089323_10303120.jpg元禄時代頃に今日の遊び方となった。日本のかるたは、16世紀末頃、筑後国三池(現在の福岡県大牟田市)で作り始められたと言われていて、大牟田市に「三池カルタ歴史資料館」がある。

資料: 山本和著「紙の歳時記」、wikipedia「かるた」、平凡社大百科事典
切手data:年賀はがき「歌かるた」1978(昭和52)年用(1977.11.7発行)、「かるた」および「貝合わせ」国際文通週間(1995.10.6発行)
by god-door70 | 2013-03-08 10:20 | 切手に見る紙のお話(paper) | Comments(0)
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