2013.5.5 少し遠かったが西武線を乗り継いで埼玉県飯能市にある能仁寺本堂裏庭(池泉鑑賞蓬莱庭園)を見学。天覧山の一部となる傾斜を利用して庭木、庭石、枯滝そして池泉。静かに座って眺めるのに最適。訪れるなら紅葉の季節が最適だろう。回廊をぐるぐる回って辿りつくから裏庭が呼称のようだが本庭の感じだった。
百名庭に選ばれているのに相応しい好み庭園の一つだ。現在関東地方で百名庭に選定されているのは16庭園。これまで14庭園を訪れ、残るは日光論王寺逍遥園庭園と横浜市海蔵寺庭園だが海蔵寺は公開されていないので残るはひとつ。日光へは数回訪れているが認識がない。何時の日にか実現して、百は無理だが関東地方の名庭だけでも制覇したいものだ。
余談 庭まで回廊を幾つか曲がっていくわけだが、最初の突き当たりの絵画「新世紀生命富士」に描かれた赤の色彩と富士に何となく魅かれ、もしや絹谷画伯の絵ではないかと近付いた。何と額内に東京芸術大学教授絹谷幸二、東京読売巨人軍終身名誉監督長嶋茂雄、合作と明記されていた。長嶋さんが絵を描くのは知らなかった。今日、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏が国民栄誉賞を授与される日だ。同年齢(77)でもあり巨人ファンとしても嬉しい日、しかもその日に高名画家との合作絵を発見したお目出度い日(?)だ。