切手に見る紙のお話(62)「紙の歳時記 夏【5-3】提灯」

「紙の歳時記 夏【5-3】提灯」
b0089323_1844112.jpg 大型提灯で最も有名なのは、東京・浅草寺の雷門大提灯ではないだろうか。訪日外国人にとっては日本のシンボルのようなものだ。代わる代わるに大提灯の前に立ちカメラやスマホを操る。そして仲見世を通り日本の土産品を物色する。爆買いと称されている中国人グループの大声が響く昨今である。
 広辞苑の「ちょうちん」をみると、提灯にまつわるネガティブな言葉がある。【提灯持ち=他人の手先に使われ、他人のためにその長所などを吹聴すること】【提灯で餅をつく=思うようにならないことのたとえ】【提灯に釣鐘=物事のつり合いが取れない】【提灯程の火が降る=貧乏のひどいさまのたとえ】。ふむふむ。
b0089323_8521973.jpg ふぐ提灯は、下関を代表する民芸品。 まずふぐの皮を残して身をきれいに抜き、 もみガラを詰めながら皮をふくらませ形を整えて 天干して乾燥させる。もみガラを抜き完成という工程で制作される。 一つ一つみな表情や形が違ってるので土産品選択での楽しみのひとつだろう。

参考資料 岩波書店「広辞苑」 
     web 「ふぐ問屋下関 さかいHP」
*1996.8.8 ふるさと切手・東京 「浅草寺雷門」
*1989.11.1 ふるさと切手・山口 「ふぐ提灯」

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by god-door70 | 2016-06-25 18:46 | 切手に見る紙のお話(paper) | Comments(0)
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