切手に見る紙のお話(8) ロゼッタストーンと神聖文字解読者シャンポリオン(2)

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ロゼッタストーンと神聖文字解読者シャンポリオン(2)
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<ロゼッタストーンの文字>
 ロゼッタストーンの黒く輝く岩肌には上段、中段、下段の3層に分かれて異なる文字が刻まれていた。上から「ヒエログリフ(神聖文字・聖刻文字)」「デモテイック(民衆文字)」「ギリシャ文字」である。(左図)
b0089323_2321765.jpg ギリシャ文字は当時支配階級で使用されていた言葉で、石碑発見後、時を待たず解読され、その内容は紀元前196年のエジプト王プトレマイオス5世エビファネス(紀元前210年-180年)の戴冠記念式の知らせに関するものであった。b0089323_2352219.jpg
 一方、「ヒエログリフ」は、ラテン語の「ヒエロ」(神聖な)と「グリフ」(刻み込む)から成る。紀元前
3100年頃から3000年余にわたり使用され、その後死語となっていた。また「デモテイック」は、エジプト民衆の言葉(デモ)の言葉で、ヒエログリフを簡単に崩した文字である。
 ヒエログリフとデモテイックは、ギリシャ文字と同じ内容を表していることが分かったものの、解読されたのは、発見から23年後の
1822年であった。

 (切手)ロゼッタストーンが3種類の文字になぞらえて、石の形が赤・青・緑に色分けされている。国際識字年を記念して発行された。(日本・1990)
by god-door70 | 2006-08-08 10:29 | 切手に見る紙のお話(paper) | Comments(0)
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