玄侑宗久氏の講話「塞翁が馬に乗る」

 2006.8.24 臨済宗妙心寺派福聚寺副住職・作家 玄侑宗久氏の講話「塞翁が馬に乗る」を聴講。b0089323_11505431.jpg
 中国故事「人間万事塞翁が馬」を題材に、「その時には幸か不幸は分からない。後になって全く違った評価(結果)が分かるのだから、その時その時で一喜一憂することない」と説く。「決めないことも一つの解決策」だという。聞いていて、中国・鄧小平主席が生前、日本との領有権問題解決策で同じようなことを主張していたことを思い出したが、スピードも時には必要だけど。特に、経済社会・会社経営では。
 作家であり中国研究家らしい面白い話も。コオロギを一箇所に沢山集めると同じ鳴き方に、メスの二十日鼠の生理は殆ど同じ時期になる。アメリカでの女学生40人クラスデータでは70%が。同調は、一種の安全指向とか。
 始皇帝陵兵馬俑坑で埋葬されている士卒や軍馬などを人や馬の身代わりと説明されているb0089323_1658188.jpgのは間違いで、もともと陪葬はこの形であったとのこと。初めて聞くお話。兵馬俑坑といえば、思い出すのが見学中に起こった人種差別。兵馬俑坑は撮影禁止(現在はOK?)となっていたのに日本人が撮影したのが原因だが、とがめられフイルム没収、罰金を支払された。しかし、その近くで白人が同じことをしていたのに、声をかけはしたが無罪放免を目撃。これなども徹底した反日教育によるものなのだろうか。
 福聚寺では檀家を増やさない方策として2年間講話受講無欠席を条件としているのでせいぜい年2、3家。檀家とのコミュニケーション重視が目的。対話2、3分で終わってしまうお医者さんに聞かせたいものだ。
by god-door70 | 2006-08-24 11:42 | 講演会・映画 | Comments(0)
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