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杉並郷土史会(真盛寺見学)

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 2006.11.5 郷土史会11月例会「真盛寺(天羅山養善院・天台真盛宗)見学」に参加。
 当寺の客殿・書院および庫裏は、杉並区の指定文化財となっている。
杉並郷土史会(真盛寺見学)_b0089323_13304665.jpg 幾たびかの火災や水害で移転を繰り返し、大正11年(1922)に杉並の地に寺院を移転し建立。江戸時代から俗称三井寺と称され、三井家一門の寺として知られている。
 大正年代に、客殿・庫裏を細川護立公爵邸からその一部を移築、平成年代には世田谷・幽簀堂庭園解体に伴い、茶室・四脚門・石造緒塔・庭石など譲り受け移設のごとく文化財の保護・活用に尽力されている。歴代管主の見識に敬意を抱いた。
 移設された茶室は、元王子製紙社長藤原銀次郎氏の本邸にあった茶室「暁雲庵」(下右)。客殿は奥殿棟内にある「奥座敷」(下左)。
 春には長い参道の両脇に見事な桜が咲くととのこと、その時期に再び訪れたいものだ。
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by god-door70 | 2006-11-05 12:57 | 文化財・庭園(temple,park) | Comments(0)
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