切手にみる紙のお話し(27) 相撲に使われる紙(3)力 紙

相撲に使われる紙(3)
力 紙
 土俵下の赤房と白房の位置の水桶が置かれている。桶の水は、力士が仕切りに入る前に口をすすぎ、身を清めるためのもので、「力水」「清めの水」などと呼ばれている。
 水桶には呼出が用いる柝(タク:拍子木)と化粧紙(「力紙」と呼ばれている)がつるされている。
 古くは、化粧紙は四本柱の東西につるされて、取組中に元結が切れて髪が乱れた時に、すぐ紙をよって締め直しに用い、「力紙」と呼んだとのこと。
 現在は、力士は前の取組の勝ち力士が差し出す「力水」を口に含み、呼出から受けと取った「力紙」で口を拭っている。
b0089323_10551291.jpgb0089323_10554440.jpg 相撲シリーズ全5集の第3集
(1978.11.11発行)
 (図1,2) 当時英雄取組の図
 (図3) 幼遊び愛敬角力の図
      (歌麿画)
by god-door70 | 2007-07-04 11:42 | 切手に見る紙のお話(paper) | Comments(0)
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